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古戸の花祭は、振草系の中で最も古い歴史と伝統を持ち、当地から各地区への指導の記録も残されています。また、舞庭や神座など各所の飾り付け・衣装などに神仏混淆の形式を色濃く残している唯一の花祭であるといえます。 |
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神事も伝統を重視し古式に則り厳格に行っています。宮人の装束に特徴があります。元禄9年(1696年)の茂吉鬼はじめ、舞の衣装、ばちの箱や面の箱などには1600年代の年号があり、300年以上の歴史を見ることができます。 |
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毎年、舞の開始時間は午後6時に決められており、したがって他の舞の時間もほぼ一定となり、見物の人たちにも大いに喜ばれているところです。昔から、「舞の古戸」と呼ばれ他の地区からも称賛されていますが、まねをしようとしてもできないところに古戸の良さがあります。また、衣装の着付け、特に「鬼の襷」は古戸独自の結び方を受け継いでいます。他では見られない結び方です。 |
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平成24年1月の花祭から新築された「古戸会館」に会場を変更しました。より多くの人を受け入れられるよう見物席も舞庭も一回り広くし、駐車場も完備しました。最も古い歴史と伝統の「古戸花祭」へぜひお越しください。お見舞いのお返しには、花祭の原点である「白山神社」のお守りと軽食を差し上げます。 |