厳粛な神事が特徴、花祭シーズンのフィナーレを飾る
布川の花祭は振草系。花宿となる集会所は古来の風情を保ち、神社の神域とも相まって独特の祭風情を醸し出しています。3月という開催時期が見物客に優しく、毎年多くの観客でにぎわいます。
鬼面に記された年号銘は文政13年、花大夫家伝わる古文書は文政8年と200年近い歴史を語っています。
「舞庭」飾りの「湯蓋」「一力花」「添花」は五色の色紙を使用しているが、「一力花」の数が多いのが特色です。また、「ざぜち」は文政初期の型紙に基づき制作しています。
世襲で受け継がれた花大夫により厳格に行われる神事は、明治5年の廃仏毀釈の影響をあまり感じさせない趣きがあります。
祭りの最後、宮渡りの前に一杯の粥を一本の箸ですすります。これは昔の大神楽の次第の白山浄土入りに通ずるといわれています。
布川地区の鬼
榊鬼
山見鬼
茂吉鬼
開催情報
開催場所
布川集会所
愛知県 北設楽郡東栄町 大字中設楽字平
開催日程
休止中
開催時間
休止中
舞開始
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始めの鬼
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榊
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湯ばやし
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舞終了
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18時 |
24時 |
翌 4時 |
翌 7時 |
翌 9時 |
※ 日程は変更になる場合がありますので、
当日近くなりましたらお問い合わせください。
アクセス
[布川集会所]の地図
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お問い合わせ先
花祭保存会長 : 尾林良隆
電話 : 0536-78-5222