さいの神は、むかしから地域の人々によって大切に守られてきました。峠や橋の近くに見られることから、村を病気や災いから防ぐためにおかれたものと考えられています。
かたちは、とても特徴的で「石棒(せきぼう)のようなかたちをしたもの」、「男女が一緒になってる像」、「文字が記されているもの」などさまざまです。そのため、子宝・縁結び・夫婦円満(ふうふえんまん)の神様として信じられています。
東栄町は県内でも多くのさいの神が残されている地域で、町内を散策するといろいろな表情をした“さいの神”に出会うことができます。

奈根のさいの神(なねのさいのかみ)

大森のさいの神(おおもりのさいのかみ)
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