奥三河とうえい まゆの花

東栄まゆ花会

東栄まゆ花会は、養蚕産業の知識を高め、蚕業発展と付加価値の高い特産品の開発を目的として、十数年前に発足された自主的な研究団体です。 以来、月1回程、手芸研究家の原田孝子先生を講師に迎え、新たな花の技術研修会を重ねつつ、町の特産品として四季折々の花を造っています。また、町役場、町商工会、JA愛知東東栄支店等の協力を得ながら、販売や作品展等も機会あるごとに行い現在に至っています。

まゆ花って?

このまゆ花は、生糸(絹)の原料になる蚕の繭から造られています。蚕の繭独自の素朴で暖かな風合いと、手作りの心溢れる気迫で織り成された美しい輝きのある造花です。一輪、一輪、全て手作りなので手間はかかりますが、不思議とつくり手に作る楽しみ喜びと、心地よい充実感を与えてくれます。また、観る側には穏やかな心と優しさを覚えさせえてくれる、そんな花です。

       

どうやって作るの?

蚕の繭を、絹用の染料で染め、乾燥させます。

染めた繭を花びらや葉の形に切り、薄く剥いでいきます。

剥がした材料をボンド等で張り合わせ、花を形成していきます。

花、葉などをワイヤーやフローラテープ等で組み合わせ、形を整え、一輪の花に仕上げます。

販売場所

この花は、町内にあるとうえい温泉、スターフォーレスト御園、千代姫荘の各売店、そしてJA農産物直売所にて販売しています。また、町内外のイベント等にも出張販売しています。

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