愛知県では、三河山間地域(あいちの山里)(※1)の活性化を図るため、2016年度から「三河の山里サポートデスク事業」として、同地域に拠点をおいて起業等に挑戦する実践者を選定し、事業の立ち上げを支援する取組を実施しています。
これまでの8年間で70名の実践者を支援し、その9割にあたる63名の方が現在も同地域を拠点に活動をされているなど、過疎化の進む同地域における新たななりわいや担い手の創出・育成につながっています。
今年度は、起業等により地域課題解決に挑戦する実践者を「あいちの山里アントレワーク(※2)実践者」として募集したところ、17名の応募があり、審査の結果、優れた起業プランを有する10名が新たな実践者として選定されました(募集については2024年4月15日に発表済み。)。
今後、選定した実践者に対し、地元市町村や関係機関・専門家などとの連携のもと、起業プランの実現に向け、資金面、経営面、技術面等から強力にサポートされていきます。
東栄町を活動拠点にしている実践者は白井美里さん、藤田忠志さん、ブーススペイン真理さんです。
※1 「三河山間地域」とは、岡崎市(額田地区)、豊田市(旭、足助、稲武、小原、下山、藤岡の各地区)、新城市、設楽町、東栄町、豊根村を指します。
※2 「アントレワーク」とはEntrepreneur(アントレプレナー=起業家)とWork(ワーク=仕事)を組み合わせた造語です。
三河の山里サポートデスク