2016年、町の話題

ボリビアバジェグランデ市と友好推進協定を締結

2005年に行われた愛知万博の一国一市町村フレンドシップ事業をきっかけに、これまで東栄町国際交流協会においてボリビアとの交流活動が継続的に行われてきました。こうした活動を縁に、このたびボリビア多民族国バジェグランデ市と友好推進協定を結ぶこととなり、7月7日(木曜日)、バジェグランデ市長が来町し、調印式を行いました。

到着した市長ら一行はまず役場で対面式を行った後、町内視察として東栄小学校を訪れました。

生徒たちが自ら摘み取ったお茶でおもてなし。

校内の施設や各クラスの授業を見学。木造の校舎や木でできたイス、机に興味を持たれている様子でした。ボリビアではコンクリートで建てられることがほとんどだそうです。

6年生の教室では歌やリコーダーの演奏を披露。

 

各教室に飾られたボリビア国旗や、旗を振って迎え入れてくれた生徒たちに市長も感動したと話してくれました。

全校集会では執行部により七夕会が開催され、ボリビアの方々と一緒に日本の行事を楽しみました。

学校を後にし、グリーンハウスで調印式を行いました。

これまでの友好関係をさらに推進するため、友好の発展と互いの理解と連携を深めることに努めます。

記念品交換も行い、東栄町からは町内の陶芸家さんによる湯呑、バジェグランデ市からは民芸品等が贈られました。

花祭会館で行われた記念アトラクションには一般の方にもご来場いただき、市長による市の紹介やお互いの文化芸能を披露しました。

日本からは生田流正弦社峰と海の会の皆さまによる琴の演奏、ボリビアからは日本で活躍されているDuo K’oaのお二人によるボリビア民族音楽の演奏が披露されました。

翌日はバジェグランデ市でごみのリサイクルプロジェクトが行われていることから、中田クリーンセンターを視察しました。

中田クリーンセンターでの取り組みについて熱心に質問をされたり、施設内を見て「これはボリビアでも使えそうだ」と関心を持たれている様子でした。

今回の滞在で東栄町のことを知っていただくことができました。

これをきっかけにさらに友好を深め、お互いの発展を祈ります。

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