2015年、町の話題

青年海外協力隊派遣

9月28日から2年間、アフリカのガーナへ青年海外協力隊として派遣される伊藤幸永さんが24日、町長を表敬訪問されました。

東栄町出身の伊藤さんは看護師をされており、派遣先では現地の保健サービスの支援や、その質の向上につながる取り組みなどを行います。

オーストラリアで1年間ワーキングホリデーをされた後、学生としてもう1年留学を経験されました。2年間の海外生活や海外旅行を通して、世界の問題に目が向くようになったそうです。「何か役に立ちたい」という思いがあったときに、友人から紹介された青年海外協力隊の制度に「自分にも何かできるかも」と感じ、応募されたそうです。

派遣先のガーナ、ガジェビ郡は水も電気もなく、虫も多いような厳しい環境ですが、強い決意のもと、派遣されることを決めました。しかし、話を聞くだけで想像のつかない生活や、たった一人の自分に何ができるのだろうかということに不安な気持ちでいっぱいだと話してくれました。しかし同時に、先に経験された先輩の大変だけど楽しかったという話を聞き、楽しみな気持ちもあり、今は葛藤の思いだそうです。

伊藤さんは英語に興味があり、そのきっかけとなったのは中学生の海外派遣事業だったそうです。3回目の海外派遣研修に参加され、当時は選抜制で希望者のみの派遣でした。現副町長が一緒に渡航したこともあり、当時を懐かしみながら思い出話もされました。

「何か役に立ってきたい、また何かを踏み出す一歩のきっかけになれば」と意気込みを語ってくれました。

2年後帰国されたときに、また貴重な経験話を聞かせていただけることを楽しみにしています。

お体には気を付けて、何よりも無事に帰ってこられることを願っています。

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