2015年、町の話題

こんなところに…!

10月3日、振草字下粟代で撮影された「ナガサキアゲハ」です。シーボルトが九州長崎で最初に発見したことから付いた名のとおり暖地系のチョウで、40年ほど前までは九州に行かなくては見られないチョウでした。近年の温暖化の影響か分布が北上しており、最近では愛知県の平野部でも生息が確認されています。

風に乗って飛んできた「迷い蝶」と思われますが、標高400メートルの奥三河への飛来は珍しいものです。この地では観察不可能なはずのナガサキアゲハを庭先で見られるのは幸せなことなのかどうか…、複雑です。

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