2016年、町の話題

第3回パラグライディング・アキュラシーアジア選手権優勝!

5月27日から6月3日までにかけてカザフスタンで行われたパラグライダーのアジア選手権に下川保育園長の伊藤まり子さんが出場し、優勝という快挙を果たしました。アキュラシーとは、パッドといわれる円盤にある2cmの中心点にどれだけ近づけるかという着地精度競うもので、女子部門での参加者は11人、総合でも50人中8位という好成績を残しました。2001年からパラグライダーを始め、これまでに日本代表として国際大会には4回出場しており、今回初めて優勝を勝ち取りました。

優勝した今のお気持ちは?

― 前回の大会で悔しい思いをしていたので、今回念願の優勝を果たせてとてもうれしいです。

パラグライディングを始めたきっかけは?

― 同じ地域でやっている人からおもしろいと聞いて一度やってみたいと思っていました。なかなか機会がなかったのですが、ある時知人に連れて行ってもらい、「おもしろい、これなら続けられる」と思いました。以来その楽しさの虜になりました。

 

練習はどのくらいされますか?

― 時間があればほぼ毎週末飛びに行きます。練習といっても楽しんでやっているので、遊びに行く感じですけどね。

パラグライディングの魅力はどこですか?

― 簡単ではないところです。風の読み方やコントロールの技術で勝負が決まってきます。また、気持ちの持ち方で逆転することもあり、精神面も試されます。今回の大会でも優勝候補の選手がたまたまミスをしました。少しの操作で変わってくるので本当に実力勝負ですね。運もあって今回は優勝できました。

結果が目に見えるのも楽しいところです。数字として結果が出るのでだんだんと上達していくのがわかります。自分で上手い人を見て研究したり、仲間同士でアドバイスをし合ったりして技術を向上させています。

いきいきとした表情から本当に楽しんでやっているんだなというのが伝わってきます。

― パラグライダー自体も楽しいですが、仲間との出会いにも感謝です。同じ目的を持つ人が集まるのでとても楽しく、わきあいあいとやっています。

今後の目標は?

― 世界選手権とアジア選手権は1年ごとに交互に開催されます。今回アジア選手権で優勝することができたので、世界選手権でも優勝することが次の目標です。また、オリンピック競技になった際にはオリンピックに出場するのが夢です。

 

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