広報とうえい 2021.1月号3新春を迎えて愛知県知事 大村秀章 昨年は、新型コロナウイルス感染症対策と社会経済活動の両立に取り組むとともに、ジブリパークの工事着手や、スタートアップ支援拠点「ステーションAi」の事業開始など、ウィズコロナ・アフターコロナを見据え、「愛知」を「新起動」させる年となりました。 世界は、新型コロナウイルスの感染拡大、グローバル化やデジタル化の加速度的な進展などにより、刻々と変化しています。愛知県が日本の成長エンジンとして、我が国の発展をリードし続けるためには、変化に的確に対応し、新たな付加価値を生み出していかなければなりません。 今年も、国内外から最先端の技術・サービス・人材を取り込みながら、モノづくり産業と融合した愛知独自のスタートアップ・エコシステムを推進し、新たな付加価値を創出する「愛知発イノベーション」の実現を目指します。 あわせて、ジブリパークの整備など、愛知の魅力を高める取組を進め、国内外でのプレゼンス向上を図ります。 また、リニア開業を見据えた社会基盤整備、農林水産業の振興、教育、女性の活躍、医療・福祉、環境、雇用、多文化共生、防災・交通安全、東三河地域の振興など、県民生活と社会福祉の向上にも取り組むとともに、今年開催予定のロボカップアジアパシフィック大会・ワールドロボットサミット、世界ラリー選手権などのビッグイベントも万全の準備を整え、愛知の魅力を世界中に発信してまいります。 「暮らし・経済・環境が調和した輝くあいち」の実現に向けて、全力で取り組んでまいりますので、一層のご理解とご支援をお願い申し上げます。新年のごあいさつ愛知県議会議員 峰野 修 東栄町のみなさま、新年おめでとうございます。 昨年は新型コロナウイルス感染症が大流行して世界中が振り回され、今も続いています。その特徴・ワクチン開発・治療法など大分わかってきていますが、まだ克服したとは言えない状態です。未知のウイルスとの戦いの最中です。「正しく恐れる」ことが大切です。 新聞テレビなどマスコミが、毎日トップニュースで報道された新規感染者数も第3派といわれるほど増えたのが昨年暮れでした。経済に与える影響を極力避け、生活を守るために、かつてない規模の補正予算が国・県・町で組まれました。この4月からの一般予算の財源が心配されています。 私たちはこの1年をどのように過ごしていけばいいのでしょうか?人類が過去に克服した幾多の感染症の歴史に学びつつ、次の未来を展望していくこと。そのためにもまずは、身近でできる良いと思うことを一人一人が地道に取り組むことの積み重ねが大事だと思います。 幸い、東京や大都市への人口・社会機能集中のリスクと地方で暮らすことのメリットが気付かれはじめ、人口の社会移動が起き始めています。デジタル社会・オンライン診療・リモートワーク・DXなど聞きなれない横文字が良く聞かれるようになりました。昔に戻るのではなく、新しい時代の地方での暮らし方を考え、そのために必要な社会基盤と情報通信基盤の整備を進めることが今求められていると思います。 今年も、みなさまと共に東栄町の今を守り未来を切り開いていくことをお約束いたしまして、年頭のあいさつとさせていただきます。
元のページ ../index.html#3