広報とうえい 令和2年8月号
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防災士の防災手帳広報とうえい 2020.8月号3 8月から9月にかけて台風の発生数はピークを迎えます。夏は、太平洋高気圧が強まり、日本列島を南から覆うように台風が上陸してきます。 普段からできる防災対策には、どんなものがあるでしょうか。台風は事前に備えができる災害ですが、台風が接近してからでは間に合わない対策もあります。今からできる食料や防災グッズなどの準備をしっかり整え、危険から身を守りましょう。 台風がもたらす被害の一つとして、倒木などによる停電があります。場合によっては復旧までに数週間というケースも考えられます。停電すると、冷蔵庫やテレビなどの家電製品は機能しません。さらに停電が続くとスマートフォンなどの充電式のバッテリーが切れるなど、生活や情報収集ができなくなります。その為、乾電池の常備や家庭用発電機等の電力を確保しておくことが大切です。 防災対策の一つとして、参考にしていただければと思います。  防災士 市野瀬貴史対象:全町民日時:9月1日⦅火⦆ 正午頃目的:地震発生時に、「自らの安全を守るため の初期行動」の周知及び実施により町民へ の定着を図る。内容:南海トラフ地震⦅駿河湾沖を震源とし たマグニチュード8の地震で東栄町内⦅愛知 県東部⦆では震度6弱を観測⦆を想定し、正午 頃に防災行政無線放送後、町民はシェイクア ウト⦅安全行動⦆訓練を1分間実施する。 ⦅県の一斉シェイクアウト訓練と同時開催⦆❶9月1日正午前に防災行政無線で訓練実施について無線放送を流します。❷正午の時報から1分間、町民全員でシェイクアウト⦅安全行動⦆訓練を実施。❸1分経過後、再び防災行政無線で訓練終了について無線で放送します。日時:9月6日⦅日⦆ 午前8時から対象:各地区自主防災会・災害対策   本部目的:各地区自主防災会と災害対策 本部との各種情報伝達訓練により 確実な情報連携をはじめとした連 絡体制の確立を図る。内容:風水害⦅台風⦆の接近を想定し た町災害対策本部からの警戒情報 発令と地区自主防災会の対応につ いて実動訓練を行う。日時:任意⦅町災害対策本部は9月   6日⦅日⦆に実施⦆対象:各組織⦅自主防災会・災害対   策本部等⦆目的:各地域等の実情に合わせた訓 練の検討・実施により、地域にお ける「自助・共助・公助」を基本と した防災意識の向上を図る。内容:各地区自主防災会は地域の実 情に即した訓練を計画・実施する。地震の揺れから自分の命を守るためのトレーニングで「しせいをひくく」、「あたまをまもり」、「じっとする」という3つの動きを身につけます。机など、周りにある身を守ることができるものは活用しましょう。シェイクアウト訓練訓練の流れ「シェイクアウト(Shake Out)」とは地区自主防災会と災害対策本部の連携訓練個別訓練 (任意)※お住まいの地域の自主防災会が訓練  を実施する場合は積極的に参加して  防災意識を高めましょう。

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