広報とうえい 令和2年6月号
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6月は土砂災害防止月間ですわたしたちにできる土砂災害への備え東栄町は急な斜面が多く土砂災害に直面するおそれがあります。土砂災害から身を守るため日頃から備えておきましょう。  がけ崩れ⦅急傾斜地の崩壊⦆ がけが突然崩れ落ちる現象です。一気に大量の土が崩れ落ちてくるため発生してからでは逃げることが出来ません。  土石流 大雨などで水と土砂が混ざり、時速20~40㎞の速さで勢いよく谷から流れ出す現象です。  地すべり 斜面が広い範囲にわたってゆっくり滑り落ちていく現象です。家や田畑や生えている木も一緒に地面が大きなかたまりで動きます。こんな時は土砂災害の危険が高まっています•がけや地面にひび割れが出来る•小石がバラバラと落ちてくる•地鳴り、山鳴りがする•木が傾く、木が裂ける音がする•雨が降り続いていても  川の水位が下がる土砂災害の種類を知る サイト「マップあいち」の土砂災害情報マップでは、愛知県内で指定された区域が確認できます。また、役場では資料の閲覧ができます。 警戒避難体制の整備だけでなく、レッドゾーン内では新たに建物を建築する際には安全な構造かどうかの建築確認がされます。開発行為は基準に従い許可が必要です。自宅や勤務先は安全でしょうか? 都道府県では土砂災害防止法に基づき、がけ崩れ、土石流、地すべりの危険がある区域を、土砂災害警戒区域、土砂災害特別警戒区域に指定しています。この法律は、土砂災害から生命を守るためのソフト対策を推進するためのものです。現在お住いの土地が区域に指定されても、居住に制限がかかるものではありません。  東栄町内指定箇所数内訳  ⦅令和2年3月末⦆    土石流     120    がけ崩れ   513    地すべり     7    合計      640  土砂災害警戒区域⦅イエローゾーン⦆ 土砂災害が発生した場合、住民の生命または身体に危害があると認められる区域です。市町村は住民への災害情報の伝達や避難が早くできるように、警戒避難体制の整備を進めます。  土砂災害特別警戒区域⦅レッドゾーン⦆ 土砂災害が発生した場合、建築物の損壊や住民の生命または身体に著しい危害があると認められる区域です。土砂災害の危険がある区域を知るイラスト:NPO法人土砂災害防止広報センターマップあいち:https://maps.pref.aichi.jp/2

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