広報とうえい 令和元年10月号
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とうえい温泉にて、夏の観光キャンペーンを開催しました!11●相談窓口 東栄町地域包括支援 センター   ☎76・1740大学生のフィールドワークを受入ました東栄町観光まちづくり協会だよりみんなで つくる!Vol.27 協会では、8月に名古屋大学の研究室が主催する東海発起業家育成プログラム「トンガリプロジェクト」のフィールドワーク受入を行いました。東海地区5大学の学生や留学生が集い、地域の魅力や課題に触れる中で自分たちのビジネスプランを考えるというもので、日本人を含む6か国に及ぶ多様な学生の皆さんが東栄町を訪れ、地域の皆さんとの交流を楽しみました。異なる国や文化の背景をもつ皆さんには、私たちが普段あたりまえと思っている景色が違って見えることなど、こちらもたくさんの気付きを得ることができました。学生さんたちは5日間のワークを終え帰っていきましたが、また東栄町へ来たいという声も多く聞こえてきましたので、しっかりと繋がりを残し、今後も交流を進めていきたいと思います。 8月に行われたとうえい温泉の入浴者数350万人記念イベントに合わせて「夏の観光キャンペーン」を開催しました。とうえい温泉前のイベント広場で、出張観光PRブースを設置し、町内飲食店の紹介や夏〜秋の町内イベントなどを中心にPRしました。またこの日は、地域支援課の移住相談ブースや町内事業者さんの出店も行われ、イベント広場は地元の常連さんや町外からの来訪者が集まり、にぎやかな雰囲気となりました。今後も町内で最も来場者の多い、とうえい温泉と連携を強化することで、町内の経済循環に繋がる企画を行っていきたいと思います。東栄町観光まちづくり協会だより広報とうえい2019. 10月号 No.718●問い合わせ先 東栄町観光まちづくり協会 (水曜定休) ☎76・1780 今回は運転を中止した高齢者のご家族の方に話を聞いてきましたので紹介します。お話をしてくれたのは運転中止を決断した90代男性の息子さんです。息子さんは以前から「父も高齢になってきたしそろそろ免許を返した方がいいのではないか」と考えており、家族内ではどのように本人に伝えるかと相談していました。また、遠出の時は息子さんが運転して一緒に出かけるといった協力もしていました。ある日、本人が家の前でブレーキとアクセルを踏み間違えたことで息子さんは本人に、「もう運転をやめた方がいい」と伝えました。本人ももう運転はやめた方が良いと納得され車の鍵を息子さんに預けました。今は息子さんが買い物や病院の送迎は協力し生活に困らないようにしています。「息子が車に乗せてくれるからとても助かっている、不便はしていないよ」と本人もお話してくれました。しかし自由に友人の家に行けなくなったという寂しさも多少感じており近場への外出はセニアカーを利用したらどうかと家族で検討中との事です。 今回、運転を中止することができたのは、家族がタイミングを逃さずに働きかけたことと、その後の生活のフォローを継続されているからだと言えます。本人は長い間運転をし自信もあるため、家族が心配でも運転を中止することはなかなか難しいのが現状です。運転が心配になってきたら、車を手放したら何に困るのかを検討しておくとよいと思います。自分の家族が事故を起こし悲しい思いをする前に家族で話し合う機会を設けましょう。早めの対応が自分や家族の命を守ることに繋がります。東栄町地域包括支援センターです車の運転に不安を感じたら…(家族編)運転をやめてもらうための工夫※※出典:認知症の人のつらい気持ちが分かる本 杉山孝博(監修)• 鍵をかくした  • 車を処分した• 免許の更新時に自主的に返納して もらうように話をした• 経済的に厳しいと言った• 家族が「無事故を誇りにして有終の 美を飾ろう」などと説得した• 主治医や尊敬する人、信頼できる人 から「もう運転はやめるように」と 言ってもらった

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