広報とうえい 令和元年8月号
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東栄町で学んだこと、感じたことはぎの こうすけあきもと こうきほうじょう しゅんいち6今月号の特集その他お知らせまちかどギャラリーほっとニュース各課お知らせ(税抜き)業種19,0007,8001,6772,5001,94032,917工 事 名 等令和元年度6月の入札結果計業者名等落札金額【千円】予定価格【千円】19,468㈱田中組堀田建築㈱村雲工務店㈲松並重機玉野総合コンサルタント㈱工事工事工事工事委託林道小田沢登線舗装工事東栄中学校体育館軒天改修工事 町営堀田住宅2号改修工事町営平井住宅取壊し工事橋梁点検業務委託●財務省秋元虹輝●国土交通省萩野皓介●厚生労働省北條俊一 東栄町にて行われた研修から早2週間、大変有意義な5日間であったと今でも思い出されます。高齢化や過疎化等の課題に直面している中、日本一の振草川の鮎や東栄チキン等の特産品、naori事業に重要無形民俗文化財である花祭、ホタルにチェンソーアート等多くの魅力を感じました。また、何者か分からない私たちに礼儀よく挨拶してくださった小中学生に、のき山学校やおいでん家等で交流してくださった皆様、そして私たちを受け入れてくださった役場の皆様、本当に心の温かい人ばかりでした。 今後「文化・食・環境」の魅力にあふれる東栄町がどのように発展していくのか、とても楽しみです。この研修で得た経験を忘れることなく、今後の仕事に活かしていきます。 東栄町は、町民の約半数が高齢者という深刻な高齢化とそれに伴う過疎化に直面しています。中山間地域において、「過疎化」という言葉の持つ意味は想像以上に重く、人々の生活や、文化、さらには環境にまで影響が出つつあることを知りました。また、そうした状況下でも、町の人々は希望を失うことなく、創意工夫をして町を盛り上げていることも学びました。国家公務員として社会全体を大きな目でみることはもちろん重要ですが、それと同時に、霞が関まで届かない現場の声に耳を傾けること、実際に現場を訪れることは行政官として不可欠です。今回の研修で五感を通じて感じたことを忘れず、日本や世界のよりよい未来のために精一杯働いていきます。 東栄町に来て、町の魅力や文化をどう守るのか、町を残すためにどう変わるべきかという相反するように思える二つの課題に対処する難しさを感じました。 花祭は担い手不足から行われなくなった地域もありました。一方、町は町民が適切な行政サービスを享受できるよう、町の機能をどう集約化させていくかという課題にも取り組んでいて、今後町の形は変わっていくと感じました。親しみある文化があり、住み慣れていると思える地域の維持は、想像以上に困難であることを学びました。 人口減少の影響により地域の形、文化までが変わってしまうということを実感しました。現場の課題を頭の片隅において、業務に邁進しようと決意を新たにできました。国家公務員の3名が6月24日~28日の間、東栄町で研修を行いました。研修期間中に町内での体験や町民との交流を通して、学んだこと、感じたことを紹介します。おいでん家を訪問しました

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