地域の実情に応じた移動手段の確保や、高齢者の移動を考慮した生活交通の確保、周遊や交流の促進による地域活性化等の課題解決に向けて、新たなモビリティサービスの普及促進を図るため、愛知県と市町村が連携して行うモデル事業「新モビリティサービス推進事業」を実施しています。
この度、東三河地域において、地域に密着したMaaS(マース)の導入を行う実証実験を以下のとおり実施します。
MaaSとは、Mobility as a Serviceの略で、出発地から目的地までの移動に対し、様々な移動手段・サービスを組み合わせて検索・予約・決済等を一括で行うサービスです。
1 実証実験概要
(1) サービス名称
東三河MaaS「いこまい」
「東三河へ行こう」をコンセプトに、東三河の方言で表現。シンボルマークの黄色は「ほの国」の穂をイメージ。
(2) 実証期間
2024年10月15日(火曜日)から2025年1月31日(金曜日)まで
(3) 対象地域
東三河地域
(豊橋市・豊川市・蒲郡市・新城市・田原市・設楽町・東栄町・豊根村)
(4) アプリ概要・利用方法
エリア版MaaSアプリ「CentX(セントエックス)」の機能を活用したWeb版アプリです。
10月15日(火曜日)9時より、下記URLよりご利用いただけます。
https://maas.meitetsu.co.jp/ikomai/
(Webブラウザで動作するため、ダウンロードの必要はありません。)
(5)サービス内容
(1) ルート検索 ※実証実験対象地域に限らず、経路検索ができます
徒歩、鉄道、バス(コミュニティバスを含む)、タクシー、シェアサイクルといったさまざまな移動手段を組み合わせ、複数の移動ルートを提示します。(一部サービスは、検索画面から予約・決済が可能です。)
(2) 乗車券・割引券
東三河地域の移動・周遊に便利でお得なデジタルチケットの販売、協賛店舗で利用できるデジタルクーポンの発行を行います。
今回の実証に際し、豊鉄バス田口新城線(新城市内)と新城市コミュニティバス全線が利用できるお得な1日乗車券「田口新城線・Sバス1日乗車券」を新たに造成するほか、これまで紙券のみの販売であった「豊川市1日フリー乗車券」のデジタルチケットを造成します。
乗車券名
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利用区間
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いこまい豊橋
電車・バス1日フリー乗車券
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渥美線(新豊橋~杉山)、市内線(全線)、豊鉄バス(豊橋市内区間。但し高速バスを除く)
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市内線1日フリー乗車券
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市内線全線
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渥美線1日フリー乗車券
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渥美線全線
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伊良湖1DAYフリー乗車券
伊良湖2DAYフリー乗車券
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渥美線全線
豊鉄バス伊良湖本線・伊良湖支線全線
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豊橋・鳥羽割引きっぷ
(片道乗車券)
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渥美線新豊橋駅~三河田原駅 又は
豊鉄バス伊良湖本線豊橋駅前~伊良湖岬、伊勢湾フェリー伊良湖港~鳥羽港
※一部のバス停に限り途中下車が可能
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田原からおでかけ
おとな・こどもペアきっぷ
(往復乗車券)
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渥美線田原市内4駅~新豊橋駅
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豊川市1日フリー乗車券
(新規)
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豊川市コミュニティバス全線
豊鉄バス新豊線・豊川線(豊川市内区間)
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田口新城線・Sバス1日乗車券(新規)
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新城市コミュニティバス全線
豊鉄バス田口新城線(新城市内区間)
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渥美半島サイクルきっぷ
(予定)
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渥美線全線
※サイクルトレイン1日利用券付
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豊鉄バス1日フリー乗車券(予定)
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豊鉄バス(豊橋市内区間。但し高速バス及び受託路線を除く)
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※チケットの購入、クーポンの取得をする際は、遷移する外部サイト(名鉄ネット予約サービス)にて個人情報を入力する必要があります。
※上記取扱券種は、実証開始時点です。今後も随時、追加予定です。
(3) 地域の情報提供
提供情報等
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概要
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運行情報・移動に関する情報
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各交通機関(電車、バス)の運行情報や、タクシー、シェアサイクルなどの移動に関する情報が確認できます。
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おでかけ情報・モデルコース
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東三河地域の観光スポットが検索できます。
また、モデルコースや季節に応じたイベント情報が確認できます。
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生活情報
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東三河地域の公共施設、医療機関、避難場所等、生活に役立つ情報が確認できます。
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デジタルスタンプラリー
(予定)
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CentXの「エリアdeふらっとウォーク」機能を活用し、デジタルスタンプラリーに参加できます。
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【画面イメージ】
2 その他
本事業は、国土交通省の共創・MaaS実証プロジェクト(共創モデル実証運行事業)の採択を受け、実施するものです。
共創・MaaS実証プロジェクトWebサイト
【参考:新モビリティサービス推進事業について】
地域住民や来訪者の移動の利便性・回遊性の向上や、高齢者を始めとする住民の暮らしに不可欠な移動手段の確保など、移動課題の解決に向け、「AIオンデマンド交通」「MaaS」(ただしいずれも、複数市町村に跨がる課題を有するもの)を導入するモデル事業(各1件)を実施します。
テーマ毎に、市町村より地域課題を募集し、実施地域を選定した上で、県・市町村・事業者等で連携して、実証実験を実施し、その成果を県内市町村に展開し、県内各地域での新モビリティサービスの活用や広域連携を図ります。
3 問合せ先
(1) 実証実験に関すること
愛知県都市・交通局交通対策課 モビリティサービス推進グループ
電話 052-954-6125(ダイヤルイン)
E-mail kotsu@pref.aichi.lg.jp
(2) サービスに関すること
豊橋鉄道株式会社総合企画部
電話 0532-53-2134(ダイヤルイン)
E-mail kikaku@toyotetsu.com
(3) CentXに関すること
名古屋鉄道株式会社地域活性化推進本部地域連携部
電話 052-588-0813(ダイヤルイン)