「民俗の宝庫」と呼ばれる奥三河にあって、東栄町には花祭やシカウチ行事といった伝統行事が濃密に分布し、その民俗的特性は我が国有数のものといわれます。
それと同時に古くからの村人の営みは多面的な歴史的発達を残し、これを今に伝える歴史遺物も豊富に存在しています。
東栄町誌はこうした地域の民俗や歴史を後世に残そうと、平成8年度から事業を行っており、現在、最終巻の発刊に向け準備中です。これまで6種類の冊子を発刊していますが、より多くの方に東栄町を理解していただくため、広くご購入を呼びかけています。

    

 

東栄町近世古文書目録

各1,000円
  • 「下川・三輪編」  A4判 211ページ
  • 「御殿・本郷編」  A4判 223ページ
  • 「園・振草・補遺編」A4判 303ページ
江戸時代の年号のある古文書すべての概要を地区ごとに3巻に分け、所有者別に掲載しました。 

 

東栄町誌「近世文書編」

A5判 628ページ 絵図18枚の復刻 5,000円

東栄町に残る江戸時代の古文書約16,000点の中から特に歴史的価値の高いものを厳選、原文に解説を加えました。また、江戸時代の村絵図18点をフルカラーで復刻し、セットとしています。

 

東栄町誌「伝統芸能編」

A4判 787ページ 5,000円

我が国屈指の民俗芸能といわれる「花祭」や、「シカウチ行事」「田楽」「盆踊り」といった豊富な芸能を含む民俗行事を取り上げ、1巻にまとめました。行事の流れ、神事や舞の解説とともに祭りの意味や宗教性なども解説しました。

 

東栄町誌「自然・民俗・通史編」

A5判 5,000円

豊かな自然、濃密な民俗、知られざる歴史を解説したものです。

  • 自然分野は、気象・地形と地質、植物、動物、菌類に分け、当町の自然の特徴を紹介しました。
  • 民俗分野は暮らしの中に今も息づく民俗行事はもとより、古文書により遠く江戸時代の民俗をも掘り起こしました。「花祭」に代表される民俗芸能は我が国有数のものとして有名ですが、民間信仰や年中行事などの暮らしの中の民俗も、古い日本人の心を映し出すものが多くあり、これまた全国的に誇りうるものです。
  • 通史分野は縄文の昔から現代までを体系的にまとめました。戦国時代の武将今川義元とのかかわりや、東三河初の種痘実施に代表される江戸時代の医療水準の高さ、酒造業や諸職などのなりわい、日々の暮らしの多様さなど、驚くべき事実が多く盛り込まれています。

写真や図表も随所に織り込み、親しみやすい構成としたうえに、五十音順に構成した索引編も添付しました。

 

購入方法

下記へ購入を希望する冊子の種類と冊数をご連絡ください。詳細な購入方法と送料等をご説明します。

 

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